・クトゥルフ神話TRPG関連ニュース
・Role&Roll Vol.121
今月のRole&Rollは海外での探索をテーマとし、現代で日本以外の国を舞台にする時のポイントや、ケイオシアムが各地域のデータをまとめたSecretsシリーズ(ケニア・モロッコ・ニューヨーク・ジャパン・チベット・ロサンジェルス・ニューヨーク・サンフランシスコの八冊が刊行されている)の紹介があるらしい。また、『
クトゥルーの子供たち』作中のネタをクトゥルフ神話TRPGで使用するためのコラムもあるようだ。
・『クトゥルフと帝国 お散歩マップ』第2号
Role&Roll Station秋葉原店の
ツイートより。Role&Roll Station秋葉原店では、以前から『
クトゥルフと帝国』の大正時代の秋葉原周辺の名所を記したマップを配布していたが、今回は更に
万世橋から須田町交差点までの範囲で新しいマップを製作したらしい。
クトゥルフ神話TRPGライフに役立つ情報を提供してくれるのは実にすばらしい。
・ショゴスネット
ケイオシアムがfacebookでクトゥルフ神話TRPGのファンサイトの
ショゴス・ネットを紹介していた。 最新のトピックだと、アメリカの都市伝説(モスマンやフック男)をCoCのデータ化をしてみたり、ドラキュラを百万の恵まれたるものとして解釈してみたり、なかなか面白そうなアプローチをしているようだ。
・プロヴィデンスの歴史的光景
アメリカの古写真を提供するサイト
http://shorpy.com は、1920年代の雰囲気を掴むのに便利そう。 試しに
プロヴィデンスで検索してみたが、それなりに枚数があり、ラヴクラフトが生きていた当時のアメリカの様子を知るのに役立つと思われる。
・クトゥルフ系ニュース
・世界幻想文学大賞問題
海外ニュースによると、ラヴクラフトの頭部を象った像をトロフィーとしている世界幻想文学大賞に対し、「急進的なレイシストであったラヴクラフトはトロフィーとしてふさわしくない」と署名が行われ、現在も継続して揉めているらしい。
問題提起したのは、2011年に世界幻想文学大賞長編部門賞を受賞したNnedi Okorafor氏で、彼女はナイジェリア系アメリカ人である。Nnedi Okorafor氏本人の
ブログの記述によると、世界幻想文学大賞のトロフィーを飾っている時、友人にラヴクラフトの"On the Creation of Niggers"を教えられて激怒したらしい。Nnedi Okorafor氏は、希望者はトロフィーをダイアナ・W・ジョーンズや神秘的な動植物の像に代えて贈呈してはどうかという提案をしているようだ。
今後、世界幻想文学大賞がどう対応するのか、経緯を見守っていきたい。