・クトゥルフ神話TRPG関連ニュース
・グレッグ・スタフォード死去
TRPG界の巨匠がまた一人旅立った。ルーンクエストを始めとする多くのTRPGやボードゲームを手掛け、ケイオシアムを創設したグレッグ・スタフォード氏が
70歳で逝去した。
当然、クトゥルフ神話TRPGの展開にも多大な影響を与えた偉人であり、それ以上にRPGというゲームジャンルそのものに新風を吹き込んだ最高のクリエイターであった。
グレッグ・スタフォードによって、RPGは英雄の物語を体験し、それによって現実の自分達自身を成長させる機会を得る、偉大な儀式として完成した。本当に大きな功績はかえって見えにくいものというが、グレッグ・スタフォードはまさにその言葉を体現していると言えよう。
今はただ、その死を悼みたい。
・パーソンズヴィレの恐怖
クトゥルフ神話TRPGの新しいシナリオ"
The Parsonsville Horror"がミスカトニック・リポジトリで販売を開始した。 ケンタッキー州の鉱山で、鉱員との交渉中に行方不明になった幹部、そして町にはこびるクズの蔓……
・秘宝をその手につかめ
ニャルラトテップの仮面に出てくるアーティファクトを3Dプリンターで印刷できるという面白い
試みが行われている。黄金の鏡や黄金の監獄を実際に手にすることができれば、卓がかなり盛り上がりそうだ。
・マルセイユの謎
フランスでクトゥルフ神話TRPGを展開しているSans Detour社が"Les Mystères de Marseille"(マルセイユの謎)というサプリメントを
発売する予定らしい。マルセイユの歴史や寓話、フォークロアなどを盛り込んだ地域サプリとなるようだ。
・D&D inクトゥルフ
クトゥルフ神話TRPGの生みの親、サンディ・ピーターセン御大が、D&D最新版にクトゥルフ神話を投入する新サプリを執筆し、キックスターターで
投資を募集している。 神話生物や邪神のデータ、アーティファクトや呪文だけでなく、ドリームランドの猫で冒険したりもできるようになる。
・星辰正しき刻
クトゥルフ神話TRPGのシナリオ集『
星辰正しき刻』が発売された。現代アメリカを題材としたシナリオ集の翻訳で、現代ならではのシチュエーションが様々な発想で投入された、刺激感あるシナリオ集である。更なる翻訳シナリオの展開にも期待したいところだ。
・シナリオ募集
Stygian Fox PublishingのStephanie McAlea氏が1920年代のハロウィーンをテーマにした28ページのCall of Cthulhu第7版のシナリオを
求めている。(単語ごとに$0.04)締め切りが10月25日とえらく近いが、海外で仕事をするチャンス?
・クトゥルフは公用語
クトゥルフ神話TRPGがロシア語でも翻訳されるとい
うアナウンスがあった。クトゥルフ神話TRPGは英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・スペイン語で展開されており、ポーランド語・ポルトガル語・スウェーデン語でも訳される予定がある。
・ミスカトニック大学紋章
クトゥルフ神話TRPGでもおなじみのミスカトニック大学、その
大学紋章が発表された。女神キュベレイ(知識の保護者であるためピッタリではある)や占星術のマークなどが散りばめられた見事な印章で、正気度99から09まで様々な学者のアイデアが入っている。
・クトゥルフ系ニュース
・コンシューマーでクトゥルフの呼び声
以前よりアナウンスされていたアドベンチャーゲーム"Call of Cthulhu"が
販売を開始した。
現在は英語版が配信されているが、日本語訳も予定されており、クトゥルフ神話の世界に浸る新たな契機となってくれそうだ。このゲームはケイオシアムからのライセンスを得ており、クトゥルフ神話TRPGのルールを参考にしたシステムが搭載されている。