ケイオシアムが自社のゲームを応援するグループのカルト・オブ・ケイオス加入者にクトゥルフ神話TRPGのキャンペーンシナリオ "A Time to Harvest"を無料配布する、というのは前回書いたが、 それに加え、7月1日までにカルト・オブ・ケイオスに参加すると、フリーRPGデー用にサンディ・ピーターセン御大が書き下ろす新作シナリオ"The Derelict" が無料で貰えることになった。
カルト・オブ・ケイオスにかけるケイオシアムの力の入れ具合がよく分かる。
・Role&Roll Vol.138
今月号のRole&Rollの今月のアーカム計画は、今月末に発売予定のキングスポート本の紹介だった。『キングスポートのすべて』収録のシナリオが、原本収録のものより一つ多いというのは、ミスカトニック周辺を題材としたシナリオ集"Tales of the Miskatonic Valley"から1本翻訳されるらしい。この本収録のキングスポートのシナリオというと、"Fade to grey"だろうか。
そして、先月号で告知されてきた、るるいえシリーズ最新刊『るるいえあーかむしてぃ』も4月発売予定とアナウンスがあった。
『クトゥルフ神話TRPG キングスポート』は3月31日発売になった。
収録シナリオは"The House on the Edge","Dreams & Fancies", "Dead in the Water"で3本のはずだが、説明では1本多いのが気にかかる。日本版オリジナルシナリオか、はたまた他の本からの翻訳だろうか?
クトゥルフ神話TRPGの版元であるケイオシアムは、自社のゲームを応援するファングループのカルト・オブ・ケイオスの参加者にキャンペーンシナリオ"A Time to Harvest "を無料配布する。
"A Time to Harvest"は6パートに分かれたキャンペーン・シナリオで、ミスカトニック大学の生徒になって、バーモント州にフィールドトリップしに行くらしい。
また、カルト・オブ・ケイオスに参加しているコンベンションやサークル向けにポスターを無料ダウンロードできるようにもなり、クトゥルフを初めとするケイオシアムのゲームを支援するにはぴったりだ。
ヨグ=ソトース・ドットコムのフォーラムの話題「シナリオになんて名前つける?」はなかなか興味深い。シナリオの統計を取り、「タイトルの平均的長さは3単語」「Theから始まるのが16%」「Night~とか~Houseが付くのが多い」などという特徴が指摘されている。
よく出てくる単語を並べ立てた
"Dark Shadow Night of the Death House Horror"
"Yellow Dreams of the Last King of Madness"
"A Last Dark Return to Madness: Dead House of the Dream Project"
は、なぜかわりと見覚えがあって笑える。